錫の布袋さん

2014.12.20  しつらい

布袋さんは、七福神のなかで唯一実在した人物。

中国のお坊さまで、元の名を契此(かいし)といい、予知能力があり、吉凶を必ず当てたと言われれています。

錫布袋さん

寺に定住せず、大きな布袋を背負い国を放浪し、施しを受けたものは何でもその大きな布袋に入れてていたことから “布袋さん”  と呼ばれるようになったそうです。

行く先々で貧しい人に出会うと、その大きな布袋の中にあるものを分け与え、しかも布袋の中身はつきるこはなかったとも言われています。また、布袋さんの気の長い寛容の精神から、人々の怒るべき事、我慢、辛いことを全てこの布袋の中にしまいこんでしまうことから、この布袋は、“堪忍袋” とも言われています。布袋さんの御利益は人格円満、金運招福。金運・福を招いて下さるのもさることながら、円満な人柄へと導いて下さるのが一番の福かもしれませんね。

 

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この度、清課堂が得意とする “錫” で布袋さんの置物を製作いたしました。

大きさは、幅11cm、奥行き7cm、高さ17cm。

おおらかで優しいお顔の布袋さんで、錫独特の淡い銀色の仕上げになっております。

因みに・・・清課堂には、7人の布袋さんがおられます。

諸説ございますが、京都では初午(2月最初の午の日)に伏見稲荷に参拝し、帰りに伏見人形(土人形)の布袋さんを買い、小さな布袋さまから毎年少しづつ大きな布袋さんを買って帰ります。7年続け、7体の布袋さんが集まれば七福神に通じるといわれています。清課堂にお越しの際には、店の何処かにおられ、にこやかにお店を見守って下さっている布袋さん達を探してみてください。

(staff nakano)

 

お買い求めについて

・錫 布袋さん ※ SOLD OUT こちらの製品は完売いたしました。

清課堂オンラインストアでは、この他各種新作も取扱いしております。