会 期
2016年3月15日(火)~ 3月27日(日)
宮城県出身の金工家 鈴木祥太は、静植物のジュエリー、オブジェクトを海外のアートフェアを主な舞台として精力的に発表してきました。金属を素材とした作品は自然に咲く様々な植物が芽を出し、花実を付け、種を残し、また芽が出る生命の循環のその時々の「一瞬の美しさ」を表現しています。
新作である「綿毛蒲公英」をはじめ日々の中で見過ごしてしまいそうな何気ない道端にある植物の強さや美しさを切り取った作品25点を展示いたしました。
“ 金属を叩くことで形が変化してゆく様に面白みを感じ、金属が持つ一定の硬さに心地よさを覚え、またこの硬さが自分に合っている。” (鈴木祥太)
鈴木祥太の素材を活かす知恵と修練された技能と育まれた感性に触れるとともに「金工とは何か」を改めて考えていただける機会でもありました。
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2016/3/26 京都新聞朝刊「美術」