純銀製の湯沸し(銀瓶、薬罐)

2013.05.06  茶の器

純銀製の湯沸し(銀瓶、薬罐)の新作が出来上がりました。

市場に出回っている銀瓶のほとんどは、へら絞りと呼ばれる機械成形品ですが、今回ご紹介するのは総手絞り「鎚起(ついき)」製の逸品です。少し大ぶりで、胴の直径が五寸(およそ15センチ)あります。

機械を使って丸く成形したものは胴の厚みがほぼ全てにわたって均一で、とくに蓋との合口が薄っぺらく、見た目を厚く見せるために別に作った輪を後からはめてあります。いい銀瓶の見分け方は、その合口を見れば一目瞭然です。

銀瓶の鳴りがねにはさまざまな形のものがありますが、珍しい放射状・渦巻き状に仕上げました。しゅるしゅると軽やかな音色を奏でます。

蓋、胴とも、磨き仕上げにしました。金鎚の跡を残した鎚目や、霰(あられ)のものが市場に出回りすぎていることから、シンプルでモダンなデザインを心がけました。あえて装飾を用ず、形の美しさ、たたずまいの品格、おちつきにこだわり製作しました。

銀瓶のもう一つの見せ所でもあります、注ぎ口。最後の一滴までもたれることなく水切れのよい口作りを目指し、精魂こめて仕上げてあります。

胴径15センチ、本体底から蓋までの高さ11センチ、ツル(取っ手)込みの全高21センチ、注ぎ口の先からのヨコ長さ21センチ。
桐箱入り、現品1点限り、清課堂謹製。

※ sold out こちらの製品は完売いたしました。1点限りの創作の品のため、製作の予定はございません。悪しからずご了承ください。

 

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