弊堂スタッフのSUIさんがおよそ1ヶ月間、イタリアフィレンツエへ工房研修に単身で行っています。 訪問先は、彫金で有名なFoglia Argentiriaさん。下の写真は、通訳の方から送っていただきました。
研修初日は、工房の作品を端から端まで見せていただきました。SUIさんいわく、大雑把なところもありますが、大胆で、でっかくってグロテスクで面白いのだそう。
FOGLIA ARGENTERIA (DITTA INDIVIDUALE)VIA DELL’ ARGIN SECCO 2 G 50145 – FIRENZE (FI) www.fogliargenteria.com
専門学校で彫金を習っていたこともある彼女ですが、清課堂では彫金の仕事をほとんどしないために、ほぼ6年ぶりに鏨(たがね)と松脂を触ることとなりました。
私たちが普段使う道具よりも、一回りほど大きいです。その分、大胆な彫り、打ち出し。
師となるロレッツォ先生は、昨年京都にいらしたことがあるのだそう。 京都造形芸術大学で開催された、GUCCI社のイベント 「京都・フィレンツェの伝統を未来につなぐ職人技 時の贈りもの」 においてシンポジウムにパネラーとして参加されたのだそう。 京都に親しみを抱いてくださっています。
工房には猫がいて、鎚音にも何食わぬ顔で寝そべっています。
written by Yamanaka