ノルウェージュエリー展 閉幕しました

2008.10.26  展覧会 展覧会レビュー

ノルウェー コンテンポラリージュエリー展 盛況のうちに終了しました。多数のご来場ありがとうございました。

ノルウェー展

<Ingjerd Hanevold(インギャル・ハーネヴォル)先生のブローチ>


ノルウェー展
ノルウェー展

オープン初日の14日には、ハーネヴォル先生、ミッケルセンさん、佐藤ミチヒロさんを交えて、盛大なパーティーが開催されました。ノルウェー大使館、オスロ芸術大学の学生さん、京都在住のデザイナー、工芸作家さんなどおよそ40人の方にお集まりいただき、大宴会となりました。

会場ではほとんどがノルウェー語もしくは英語での会話でしたが、通訳の方もいらっしゃったので交流にほとんど差し支えありませんでした。


ノルウェー展
Trond Kasper Mikkelsen(トロン・カスパー・ミッケルセン)さんの作品の一つ。アルミニウムと真鍮が用いられた彫刻です。作品中心部から上に伸びた支柱を指で押さえると・・・。

ノルウェー展
ガシャン、という音とともに、金属製の鋭い腕と羽が開きます。無機質に思えた物体が、いのちを与えられたかのように躍動します。


ノルウェー展
佐藤ミチヒロさん作のピンブローチ。ひとつひとつ丁寧に、カシュー漆にて着色されています。直径2センチほどの小さなピンですが、これが茶室一面に広がっています。

数え切れないほどのピンブローチが、大きな絵を描いています。展覧会会期中に販売もしており、即時お持ち帰りいただきました(一つ700円)。大きな絵画を構成していたピンが、日を追うごとに所々抜けてゆくのになんともいえぬ気持ちになりました。