清課堂の仕事 works of seikado

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特注品承ります

「刀油入」
これは、日本刀の手入れをするための「刀油」を持ち運ぶための入れ物、「刀油入」。日本刀愛好家のお客様からのご依頼で製作しました。

刀油入の蓋を開けた状態
直径二寸(約6センチ)、手のひらに乗るほどの大きさ、純銀製で、蓋はネジ式で密封される容器です。あくまで携帯用ですので油の容量は限られていますが、綿に染み込ませた油を入れて保管します。

純銀は大変柔らかく、ネジを作ることが非常に困難な素材です。今回は「いぶし(古美色)」は着けずに、銀の光沢のままでお納めしました。また、収納・保護用の袋も特別製作。


「香炉の火屋(火舎)製作」
阿古陀香炉
「香炉の顔」とも呼ばれる火舎(ほや)にも様々な種類がございますが、これは香道で用いられる特殊なもの、火取香炉のひとつです。阿古陀(あこだ)式とよんでいますが、南瓜のように割れた桑製の胴が特徴です。この桑で出来た本体に、灰を入れる純銀製「落とし」と「火舎」、「火舎の足」を組み合わせ使用します。

割れた胴に合わせて銀の部品を作りますが、どの方向から嵌めてもきっちりと合わさるように精密・正確に仕上げねばなりません。金属は成形の最中に必ず延びるので、緻密な計算が必要です。


「屋外彫刻」
屋外彫刻
金属工芸を専門にしていますが、この技を活用して様々な製作に取り組んでいます。彫塑、鋳造、金属着色は、仏教を主に京都が育んだ伝統技法でもあります。写真は、長さ1m30cm青銅製の巨大な唐辛子を製作しました。大阪T調理師専門学校の一角に設置されています。


「取っ手」
取っ手
上の写真は、昔から誂えの定番と呼んで良いかもしれません。金属製の取っ手(弦:つる)。焼き物やガラスの器に取り付ける部品の一種で、機能的に、もしくは見た目のアクセントのために主に銀を用いて製作します。器本体の大きさや文様によって様々デザインの取っ手製作が可能です。皿状のものに限らず、急須や銚子用のものも製作いたします。

写真のものは捻り(ひねり)を装飾に加え、また肌を荒らして光沢を減らし白っぽく仕上げています。器の文様を引き立たせるためです。


銅製おとし
落とし
木や竹で出来た花器に、水を溜めるための入れ物、通称「落とし」を合わせて使いますが、この多くは銅で作られています。銅とはいえ本来は金属工芸の職人が作るものは少なく、主に板金屋さん、缶屋さんの私共とは別のお仕事になります。

この外から見えないものではありますが、この隠れた部分にもこだわりをもつお客様のために、私共の伝統的金属工芸の技法を用いて製作させていただくことあります。主に鍛金の技法を用いて製作します。見た目に美しいだけでなく、強くしっかりしたものが製作可能です。

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