美器 3日間をふりかえって

2010.06.24  展覧会

京都造形芸術大学清課堂プロジェクトチームによる展覧会は、3日をなんとか終えました。

 

京都で美術を学ぶ大学生が、錫の器にどのような美のツボを見い出したのか、彼等の感じたエロスとはいったいなんなのか、来場者のみが触れることの出来る空間展示となっております。
この3日で判ったことは、想像以上に日の落ちるのが遅く、空間の演出を深く楽しむには日が暮れた時間帯(およそ19:00以降)が最もよいようです。

美器展キャプション


さて、展覧会開催を祝して、スペイン料理「LA MASA」、「EL FOGON」、「La Gallega」、「FUIGO」 のオーナーシェフ木下君が、スペインの生ハム「ハモンセラーノ」を丸まる1本寄贈してくださいました。これを期間中18:00〜20:00の間、来場者に サングリアとともに振舞いをしています。この3日間連日、木下清孝君(通称キヨ)ご自身で切り分けてサーブしくれています。楽しいご近所さんで友人でもあ り、中学校のイッコ後輩にあたります。

実は彼、交通事故で松葉杖無しでは歩けないお体。2時間立ちっぱなしのサーブに疲れも見せず、楽しいおしゃべりとともに展覧会を盛り上げてくれています。


振舞い酒としてご用意した自家製サングリアは、清課堂店主自ら漬け込んでいます。
赤ワインベースに新鮮なリンゴ、オレンジ、グレープフルーツを加えに、ナツメグ・ジンジャー・シナモンのスパイスでほのかな香りをつけています。これは展覧会の内容を踏まえて、エロスを深く感じていただくためのちょっとした演出のひとつ。
よく冷やした錫製のカップに入れお出ししています。

 

======== お願い と お詫び =========

連日、多数のお客様にお越しいただいております。ありがとうございます。
当ギャラリーからのお願いとお詫びがございます。

■自転車でお越しのお客様は、近隣に路上駐輪しないようお願い致します。すぐ近くに駐輪場がたくさんございます。そちらへ駐輪してください。

■展示開場は、雰囲気を大切にした空間展示となっています。入場制限をさせていただくことがございますが、悪しからずご了承下さい。

■オープン初日は、予想を上回る来場者にお越しいただいたため、寺町通り歩道上に沢山お客様がお集まりになった時間がありました。ある通行人から苦情も頂戴したことから、お客様はぜひ店内にて待機・ご歓談いただきますよう、よろしくお願い致します。